目次
共同生活するうえで問題になった点
ここから注意点です。
本人の口から出てきた件もありますが、
同じ親族としてここだけはしっかりしておかないと困る。
そのような点も記載しています。
もし、これからシェアハウスをしたいと夢見ている方々に、
少なからずショックな現実をお見せすることになるかもしれません。
でも、下記に記したことに対して、
対策を講じ、ルールブック化すれば、
楽しくシェアハウスができるという夢も叶います。
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①始めに言った事と異なる。
始めは女性だけという話でした。
共同出資者も女性4人。
ですが、とあるご家庭のご主人がくっついてきたのです。
母は散々
『ご主人はどうするの?』
と、その人に聞き、
『ついてこないわよ』
という回答をいただいていました。
結局、そのご主人はひと夏ずっと、共同出資した家にいました。
女性の中に男性一人。
結局、その男性用に一部屋与えました。
ですが、女性4人は雑魚寝。
部屋はありません。
共同出資は女性4人。
その男性は出資していません。
なぜ、出資していない人間が一部屋使うのか・・・
とても不公平な現実に、立腹したので母は退去しました。
②男性からの嫌がらせ。
母の口から出てきた話は3点ほどあります。
- 玄関脇に母が購入して植えたものが抜かれて捨てられていた。
ある朝、母が起きてみると抜かれて捨てられていたそうです。
同じ屋根の下に住んでいるのですから、
抜いていいのか悪いのかぐらい、
ひとこと聞けばいいのでしょうが、
『草だと思った』
と言われたそうです。
草が花を咲かすでしょうか?
- 『妻と20年前から田舎暮らしをしたいと話していた』
出資金を出していない男性がいうセリフではないですよね。
要するに、この夫婦は他人に出資させて田舎暮らし用の家を購入させ、
住んでいるという現状です。
さらに、夫婦で田舎暮らしが夢というのであれば、
夫婦で営めばよいもの。
周りを巻き込むべき問題ではありません。
- テレビの占領。
1台は共同出資金の中からお金を出して購入したテレビですが、
もう1台は母が持参したアナログテレビでした。
そのアナログテレビを自分の部屋に持って行き、
ずっとみていたそうです。
ちなみに、このテレビは、
特別老人ホームに入っていた祖母に母が譲ったテレビです。
いわば形見に近いテレビをなぜ他人が占拠するのか・・・
親族としても腑に落ちません。
③食事の内容が異なる。
夕飯のメインディッシュがないと話していました。
漬物と味噌汁と野菜の炒めもの・・・
(こんなご飯は出てこない・・・)
母は天ぷらも自分で揚げたりする人間なので、
毎晩、野菜の炒めものや、甘い味付けの炒め煮は嫌でした。
『田舎料理だから、(メインディッシュがなくて)いいのよ』
・・・そんな食事はちょっと間違いな気がします・・・
④生活スタイルが異なる。
家の中にいつまでも段ボールがあるのが嫌だと言っていました。
しまう場所が無かったら、棚を作ったりするのが母。
そのような日曜大工作業を女性である母が全て行っていました。
穴のあいた網戸の修繕、障子の修繕・・・
男性がいるにもかかわらず何も行わない。
母が思っている以上に共同出資した相手はだらしがないご家族でした。
⑤誰かが亡くなった後のことが決められていない。
全員リタイア世代にも拘らず、
将来のことが記載されていない。
全ての家族に子供もいるのだが、
子世代の交流もない状態。
共同出資なので、
土地建物に各個人の名前が登記されているので、
単独で売買できる仕組みにはなっていない。
死亡者の子は遺産として引き継がなくてはいけないのか、
生存している人間が買い取るのかも決まっていない。
sakuは子供として母に何度も進言したのだが、
そのような会話をする席はなかったようだ。
『誰かが死んだら、
新たなヒトが出資金をいくらか入れて一緒に生活をしてくれればいい』
1人の出資者が話していたらしいが、
リタイア世代で他人同士の老老介護所帯となるのが、
目に見えた将来だと感じた。
⑥固定費がかかることが好き。
田舎暮らしをする、野菜を作って売るといいつつ、
タブレット端末を購入。
新聞が無いから、パソコンがないからという理由。
sakuは母の携帯を事前にガラパゴス携帯から、
スマートフォンに変更しておいた。
共同出資費の中から、
個々の趣味娯楽用品にお金を出すのはどうかと個人的に思う。
⑦1泊2,000円の食事光熱費
住み始めてから2ヶ月後から運用になったのだが、
共同出資をしたにもかかわらず、
更に毎回追加で食事光熱費を払わなくてはならなくなった。
優雅な暮らしから徐々にかけ離れていく事態となる。
⑧自分が出資した家にも拘らず、友達を呼べない。
共同ということの最大のデメリット。
自分の持ち物でもあるのだが、
自分の友達を呼べない。
呼べる雰囲気ではない。
正直、子供であるsakuも色々気を使い、
1泊しかしなかったが疲れをとりにいけたという場所ではなかった。
他にも後日追記を行うかもしれないが、
これらが、母が退去を決めた理由である。