目次
母、農業1年生
ゴールデンウィーク前にジャガイモを植えました。
そして、ゴールデンウィーク後、
ジャガイモの苗のとなりに畝をつくり、
トマト、ミニトマト、ナス、ししとう、ピーマン、きゅうりの苗を植えました。
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奴がきた!
テントウムシの形状ですが、
奴はテントウムシダマシ。
益虫のテントウムシとは異なり、
害虫です。
見た目は似ていて騙されやすいですが、
テントウムシダマシは葉っぱに食害を残します。
“羽に28個の黒い点があることからニジュウヤホシテントウ・オオニジュウヤホシテントウと呼ばれるテントウムシに似た害虫です。
幼虫・成虫とも葉や果実の肉を中心に食害しますが、葉の裏側から葉脈を残して表面がさざなみ状(網目状)に透けて見える食害跡を残します。成虫は雑食性で葉だけでなく果実にも食害します。
見た目はテントウムシに似ていますが、テントウムシダマシの野菜への被害は害虫の中でも甚大な部類です。”
テントウムシダマシが好物とする野菜の種類は・・・
“ナス・ジャガイモ・トマト・ミニトマト・キュウリ・トウガラシ・ピーマン・エダマメ・ゴボウ・ハクサイ・カラスウリなどです。”
はい、答え合わせ。
母が植えた野菜と照合してみましょう。
“ナス・ジャガイモ・トマト・ミニトマト・キュウリ・トウガラシ・ピーマン・エダマメ・ゴボウ・ハクサイ・カラスウリなどです。。”
BINGOだらけです。
テントウムシダマシ大発生!苗を追加購入する
あまりにも大発生したテントウムシダマシ。
一番の被害はナスでした。
順調に成長して3個ほど実ったナスですが、
そのあとは葉っぱがどんどん食べられてしまい、
枯れる寸前。
母は慌ててナスの苗を追加購入しました。
そのナスはじゃがいもの植えられていた場所から2メートル以上離れたところに、
追加で植えました。
テントウムシダマシの大被害にあった理由を調べる
何度もテントウムシダマシの被害に遭われている方はご存知かと思いますが・・・
“ジャガイモ畑のそばにはウリ科ナス科の野菜を植えないようにする。”
農業1年目の母はそのことは知りませんでした。
テントウムシダマシの被害を食い止めるためにやったこと。
母は無農薬農園をポリシーとしているので、
被害を広げないために行うことはこれしかないですよね。
“幼虫や卵を発見したら見つけ次第処分する。”
主に卵が産まれていたのはトマトの苗。
成虫もたっぷりいました。
7月・・・
朝から1時間かけて、母と成虫、幼虫と卵・・・
ゴム付軍手でかたっぱしから指でつぶしました。
大人二人で行ったので、
だいぶ数も減りました。
このころにはじゃがいもは無事生育完了し、
葉の部分は枯れてしまっていたので、
テントウムシダマシがさらに量産される恐れは回避できました。
来年はジャガイモの隣には植えまい・・・
母とそんな話をしましたが・・・
ここで疑問が起きました。
『近所の人はどうしているの?』
母に聞いたら話していないと言っているんですよね。
少なからず、ジャガイモの隣にわざわざナスやトマトを植えることはないと思いますが、
所詮、風にのって飛んでくるのが害虫テントウムシダマシ。
どこの家の畑にも数匹は存在していると思うのですが・・・
母に聞いてくるように伝えておきました。
出典:野菜の病気対策と害虫対策