日経トレンディネットから共通点を考える。都会と田舎の二地域居住が続く理由

田舎暮らしはどこで始める? - 我が家の田舎暮らし計画
日経トレンディネットから共通点を考える。都会と田舎の二地域居住が続く理由

本日はある記事から我が家の田舎暮らしについて考察してみます。

 

古い記事ですが、日経トレンディネットさんの記事から
都会と田舎の二地域居住が続かないワケ、続けるコツについて考察します。

 

記事はコチラ⇒日経トレンディ【都会⇔田舎の二地域居住が続かないワケ、続けるコツとは?

 

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共通事項は『田舎が欲しい』

 

sakuが大学生のころから『田舎暮らししたいね』と母と話していた理由は、
どこかで述べたかと思います。
愛犬と一緒に旅行したい。
それが当時一番の理由でした。

 

それとは別に、母には思うことがあったようです。

 

社会人になりsakuは母の実家に遊びに行くことはなくなりました。
住んでいた祖母はとある病院に入れられ、強い薬を打たれ、
最終的には寝たきりにさせられてしまったのです。
徘徊するからと、車いすに縄で縛られ、
車いすに付属でついているテーブルに載せられた昼食。
昼食の内容は焼き鮭でした。
それを器用に箸で食べていた祖母。
一週間後にお見舞いに行くと、寝たきり。
声をかけても返事が来ない。

 

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母は自分の親が殺されると危惧し、
現在住んでいる都心部の特別老人ホームになんとかいれました。
入居した翌日、地元の花火大会が行われました。
室内から見える大輪の花火。
自分は見えるのですが、祖母にはもう見えなくなっていました。
言葉も出てきませんでした。

 

祖母がいない母の実家。
そこには母の兄弟が住んでいましたが、
sakuが遊びに行くことはできませんよね。

 

 

記憶にない言葉。2歳のsakuの言葉が母の心に残っていた。

 

自分が何か行動して、それなりに心にショックを覚えた行動は覚えていますが、
さすがに言葉までは覚えていませんでした。
2歳児のsakuは母にこういったそうです。
『ママ、山がみえるよ!』
母は神奈川県の出身です。
山も海もあるのが彼女の中では普通だったんです。
ですが、住んでいるところには山も海もない。
母の中ではそれがとっても衝撃的だったそうです。

 

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sakuに子供が産まれて、このまま都心部で住んでいたら、
山も海も見せられない。
田舎といってもsakuが住んでいるのも同じ町。
自分の孫に田舎を作ってあげたい。

 

家庭菜園をしたい気持ちも後押ししたとは思いますが、
『孫に田舎を見せたい』という気持ちが強かったんだと思います。

 

 

幸い反対する人間はいない。

 

母は独身ですので、大きく反対する人間はいません。

反対する対象としては、血のつながったsakuですが、
年金もらえるまで頑張って働いたんだからいいんじゃないかな?
と、考えていました。

 

 

条件を付けるとしたら、

  • 病院にいけるところ
  • 建築条件付じゃないところ
  • 上下水道のあるところ

 

これだけは自分でも確認しました。

 

 

あとは、資産価値ですね。
わざわざ高い買い物をしてほしくないので、
田舎暮らし地の地価は調べました。

 

 

単独でも田舎暮らしは成功するか?

 

 

単独の方が成功しやすいと思います。
相手がいると相手と歩調を合わせなくてはならない。
何も、一緒に田舎に行かなくてもよいのです。
お互い時期をバラバラにして出かけても・・・

 

その田舎地で何かひとつ楽しめるものがあれば、
1年に1度が1年に3度とだんだん増えて行きます。

 

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sakuは母と一緒に田舎暮らし地に出かけたのは1度だけです。
あとは、先に母が田舎暮らし地にいるときに行き、
先に都心部に帰るケースばかりです。

 

若い30代でも、リタイア世代の60代でも足並み揃えて、
田舎暮らし地に行かなくてはならないという理由はないんです。
もっと気軽に楽しむことが大事だと思います。

 

そうすれば、『田舎暮らし脱落』ということにはならないのではと思います。

 

 

実際の諸経費は大きい・・・
週末だけの田舎暮らしだと諸経費が高くなる。

 

母はだいたい滞在期間を1週間程度にしています。
週末の高速代が安くなる時に合わせて向かいます。
そして帰ってくるのも週末(笑)。

 

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夏場は自宅で野菜が取れたので、
2週間ほど田舎暮らし地で暮らしていても、
ガソリン代を追加しなくても過ごせたと話していました。
このときの金額を予想すると、

 

  • ガソリン代・・・だいたい1万円
  • 日用品と、魚肉等食糧・・・だいたい1万円

(※酒代・日帰り温泉含む)

 

 

14日で2万円程度で過ごせるならば、いい気分転換地ですよね。

 

 

新しいものには『異物感』それは、転居、転職どれも同じ。

 

 

母の田舎暮らしにも、もともと住んでいられた方々には異物感があったでしょう。
ただし、日経トレンディで質問に答えていらっしゃる馬場さんのように、
農地付きの8700坪の土地ではないので、
農業委員会の審査をクリアしなくてはならないとか、
そのような壁はありませんでした。
でも、今まで人がいなかったのに明日からいる・・・
そうなると、やはり『異物』であることには変わりありません。

 

 

野菜のブツブツ交換ができる仲が短期間で構築できたのは、

  • 年齢が近いこと
  • 野菜(家庭農園)を作っていること
  • 分からなかったら聞きに行くこと

この3点が主に重要なところだったのではないかと思います。

 

 

例えば、『ここではいつじゃがいもを植えればいいのかしら?』
さんざんじゃがいもを植えてきていても、
土地が異なれば気温が異なります。
ましてや蛇口は寒冷地仕様にしなくてはならない土地。
聞かないとわかりませんよね。

 

 

これをネットで調べて植えるとしましょう。
会話は生まれませんし、
『なんだ知っているのか・・・それならば教える必要性もないな』
と、生意気な人間という色眼鏡をかけられてしまう可能性があります。

 

 

もし、60代の方の中に30代の人間が飛び込むと、
異物感がさらに広がります。
相手もお節介と厄介に思われたりしないか、
どんな会話をすればいいのか
色々考えてしまいますよね。

 

 

かえって、同じ年代だからこその話しやすさが、
今回は良い方向に働いたのだと自分は思います。

相手に『異物感』を感じさせているときほど、
関心を持ってもらっているときなので、
積極的に会話をするようにしましょう。
本当に底意地が悪い人間ではない限り、
相手もこちらに興味があるのでいろいろ教えてくれるはずです。

 

 

二地域居住のすべてが【いいとこどり】ではない。

 

 

馬場さんの『週末は田舎暮らし』をまだ読んでいないので、
どのようなマイナス面が記されているかはわかりません。

 

 

我が家のマイナス面は書類!

 

田舎暮らし地に家財道具が置いてあるから体一つで行けばいいという状態ではありますが、
重要書類関係はかたつむりのように一緒に引越しています。
田舎暮らしが始まった初期の頃は、
まだ祖母や愛犬の死から1年経っていなかったので、
遺品も一緒に移動していました。

 

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いいところというと・・・

 

やはり、新鮮な野菜の販売所も多いので、
田舎暮らし地で購入して都心部で食べていたりすることができることが、
一番の利点ですかね。
今年のような都心部では野菜が安くなる時期がない年は、
田舎暮らし地があってよかったと、
嬉しいこともあります。

 

 

今後、二地域居住は増えるのか?

 

増えてほしいとは思いますが、
グラフで示すと横ばいに近いと感じています。

 

 

60代リタイア世代の引退が10年後には始まる。

 

70代、80代になり、彼らの活動は徐々に狭まります。
残った資金で有料老人ホームに入りたいと考える方が行動を起こす時期です。

 

今の20代が30代になり田舎暮らしを実行するか?

 

昆虫を捕まえにいくことを行っていたのは現在の30代です。
ちょうどバブル期に生まれた彼らは田や畑がなくなり、建物になった世代です。
重い腰を上げるにしても、就職氷河期や就職浪人を経験した彼らが、
現在の生活と並行してもうひとつの暮らしを組み立てることが出来るのか、
疑問が起こります。

 

 

今、30代世代が40代になり、田舎暮らしを実行するか?

 

 

共働きの多い世代なので、田舎暮らしには憧れがあります。
でも、就職難、リーマンショックと雇用において変革を肌で味わってきた世代です。
子育て中ということもあり、
給与体制のしっかりした大手企業に就職している家庭でしたら、
検討の上、実行する可能性があります。

 

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自分もこの世代に含まれますが、
やはり資金面には不安が多くあります。
子供がいない間に貯蓄が多くできている方、
もしくは自身で起業されている方には実行機会が多くあるように感じます。

 

 

現在40代、10年後50代の世代はターゲットになりうるか?

 

 

子育ても終わり、もしかしたら、住宅ローンも早期完済で完了している可能性のある世代です。
個人的にはターゲットとしては薄いのではないかと思っています。
ちょうどバブル期入社組が多いので、
どちらかといったら、華美なものが好きな世代です。
土にまみれること喜んで行うのかな・・・疑問があります。

 

 

既に賃貸農園で作業されている方が、
田舎暮らしへ発展する可能性も隠れていますが・・・

 

 

世代ごとにざっくり考えて足し算してみると、やっぱり横ばい・・・

 

でも、地方によっては税金確保と人口確保のために、
人間の誘致を行わないとならないんですよね。
将来の少子化対策のために。

 

 

各自治体がどのような方針を打ち出すのか、
ちょっと楽しみですね。

 

 

 







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