目次
ふきのとう・ふきの植え付け・収穫について
ふきについて
近所の方の畑からどうやら地下茎で増えてきたようです。
ふきの好きな我が家にとってはとても嬉しい話でした。
スーパーで販売している水ふきとは異なり、種類としては野ふきに近いです。
1メートルというような大きさにはならず、せいぜい高さ50センチ程度です。
ふきの収穫時期は4月下旬から10月上旬が目安だと思います。
霜が降りてくると、やはり葉っぱが枯れてしまいます。
収穫する時は全部刈り取るというより、株で出てきた部分の1本だけ残して他を収穫しています。
そうしないと、どこからふきがでてくるのかわからないからです。
いっぱい生えてきたな・・・
ふきが食べたいな・・・
そんな気分で収穫できる食材です。
我が家はふきをカットし、サラダ油で炒めた後、だしで軽く煮たふきを好んで食べます。
大量に作り、一部は冷凍庫で保存してたべることもしています。
細かくカットしたふきですと、ふりかけとして食べれますし、炒飯の具としていれると和風味の炒飯になります。
ふきのとうについて
2016年は3月上旬からは取れていたようです。
そして、暖かな陽気が続くと、12月や1月にもふきのとうが出てきます。
実際、12月にカキフライとともにふきのとうを天ぷらにしていただきました。
しかし、5月上旬にふきのとうを収穫しても硬くなっている芽が多いので、口の中でざらざら感が残るかと思います。
収穫しなくてもふきの生育には支障がないようですので、無理して収穫する必要はないかと思います。
ふきのとうの一番食べやすいのは収穫後の天ぷらでしょう。
あまり苦味も感じずに食べられます。
ただ、大量にふきのとうが収穫できた場合はふきみそとして食べた方がベストかと思います。
細かく刻んだふきのとうをサラダオイルで炒めます。
そこに調味料(味噌、みりん、さとう、酒)を混ぜ合わせたものを入れて、ゆっくりかき回せながら水分を飛ばします。
好みの硬さになったら完成となります。
苦味の利いた味噌を炊き立てのご飯にのせたり、茹でた里芋につけて食べると美味しいです。
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2016年ふきのとう・ふきの植え付け・収穫カレンダー
既に敷地内で育っていたので、実際は植えていません。
園芸店で販売されるのは8月下旬から9月のようです。
4月ごろにふきの地下茎が販売していたら迷わず購入しましょう。
庭に植えてあればほぼ一年中収穫が楽しめますので、畑で家庭菜園を行う方にはおすすめの野菜のひとつです。
ふきのとうの苗を購入して、植えておけば問題ないです。
植えるときの目安として、だいたい2芽ごとに植えます。
株の間隔は50センチ間隔で植えると良いでしょう。
植え付けた後はしっかり土をかけておきます。
ふきは乾燥することが嫌いです。
都心部の自宅で木の下に植えてあります。
日陰で育てると強い日差しから守れて乾燥を防ぐことができます。
田舎暮らし地では直接日差しがかかる時間もありますが、建物や木で日陰になることもあります。
何しろ自生なので、条件が良いから増えてきていると管理人は個人的に考えています。
ふきを植える土は乾燥を防ぐために、枯草や、ワラ、もみがらを土の上からかけておくと良いでしょう。
プランターで育てるときは、同じように土の乾燥を嫌う茄子などを育てるときと同じように、土の上からウッドチップを薄くかけておいても良いでしょう。
厚くかけると芽が出てくるときに重いかもしれませんしね。
ふきは地下茎で増えていきます。
地下茎を育て、成長させるために、植えた一年目は収穫をしないようにしましょう。
約2年目、ふきの地下茎を植えてから初めて出てきたふきのとうから収穫開始となります。
11月に急に寒くなった後、12月に暖かい日が続くと、ふきが勘違いしてふきのとうが出てくる時があります。(2016年12月の場合)
春まで待たずに収穫できることもありそうですね。
ふきのとうは、地中からちょこっとでも出てきたら収穫しましょう。
収穫するときの目安の大きさはこの状態です。
半分近くはまだ土の中に埋まっている状態です。
手で摘むのはちょっと大変なので、ナイフを使って、根本をカットした方が楽です。
つぼみの形をしているときはあまり苦みがありません。
新鮮なうちに天ぷらにして食べると苦みも少なく美味しいですが、収穫してしばらく放置してから調理をすると苦みが出てきてしまいます。
この写真はふきのとうの花が開いてしまっている状態です。
収穫が遅いとこのような状態に成長してしまいます。
この大きさ程度ならば、まだ収穫は可能です。
しかし、ふきの天ぷらで食べたとしても苦みが強くなっていますし、歯触りも若干固くなっています。
ここまで成長してしまった場合は、細かく刻んでふきみそとして食べた方が良いでしょう。
ふきみそは炊き立てのご飯に乗せて食べるとおいしくいただくことが出来ます。
また、長期保存食として冷凍させておいてもよいかと思います。
ふきはふきのとうが出てきてから地中から出てきます。
ふきの葉が直径5センチ未満、背丈が10センチだと、葉の裏面にてんぷら粉をつけて揚げても美味しいようです。
茎はかき揚げのように千切りにして揚げてみましょう。
管理人は食べたことがありませんが、ホテルや旅館の料理で出てくるそうです。
ふきの葉が直径20センチぐらい、背丈が30センチ以上のものを管理人も母も煮物に使います。
40センチ以上のふきは調理時にすじをとるようにしましょう。
歯触りが悪くなります。
30センチ未満で収穫直後に調理を行うときは、新鮮なこともあり、すじがあまり気にならない時もあります。
これは触感の好みにもつながりますが、母はあまり大きく育てないうちに収穫することが多いですね。
ふきは先ほども書いた通り、地下茎で増えていきます。
根で増えていくので、大きな畑に植えるとあちらこちらからでてきてしまい、少々やっかいです。
他の野菜が植えられなくなってしまいます。
予め、ふきの畑とする場所を作っておき、地中に仕切りを入れておくと長期に渡って育てるのに便利かと思います。
家庭で育てられるのはこちらのヤマブキですかね。
こちらは秋田ふき。
大昔は傘がわりに使われるほど、高さが2メートル、葉の大きさが1メートルにもなるふきです。
トトロの世界を思い出します。
ジブリ世界を再現するにはよいかもしれませんが、個人的にはあまりおすすめはしません。
以前にもご紹介しましたが、花も楽しめる非常食として植えておくならばこのツワブキが便利。
日陰で育ちますしね。
収穫ふきとふきのとう
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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植え付け | ● | |||||||||||
収穫 (ふきのとう) | ● | ● | ● | ● | ||||||||
収穫 (ふき) | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
枯れる (ふき) | ● |
畑として借りる場所にふきが生えていたら、春にはふきのとうが楽しめ、夏から秋までふきがとれるということを認識しておきましょう。
野菜が不作の時でも、気候に大きく左右されずに成長してくれますので、心強い食材です。
日々のふきとふきのとうの収穫日誌はこちらになります。
(どのようにして食べたのかも含まれています)
ふき
8月
日にち | 収穫数 | 記事 |
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8月29日 | 4 | ご近所さんからいんげんをもらった!我が家の収穫物はふきでした。 |
季節ごとのふきの様子はコチラ⇒11月5日の朝が来ました。霜が降りた朝と野菜は・・・
ふきのとう
12月
日にち | 収穫数 | 記事 |
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12月19日 | 3 | – |
12月25日 | 3 | 12月25日の収穫物は春の訪れを告げるアレ。 |
1月
日にち | 収穫数 | 記事 |
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1月4日 | 3 | – |
ふきのとうを使った食事メニュー記事はコチラ⇒残った牡蠣はカキフライに。冷凍のカキフライよりも大きい!