我が家の田舎暮らし計画

太鼓の音に誘われて・・・信州上田真田陣太鼓と、青木義民太鼓を聞く。

太鼓の音に誘われて・・・信州上田真田陣太鼓と、青木義民太鼓を聞く。

車に乗って買い物をしていたら、太鼓の音が聞こえてきました。
浅間サンラインにある道の駅、雷電くるみの里からです。
ついつい駐車場に車を駐車させてしまいました。

 

 

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13字15分から太鼓祭りでした。

5月3日の午後のイベントは『近隣の太鼓衆による太鼓共演の部』でした。

 

東御市内の太鼓の保存会は御牧太鼓だけのようです。
ちょうど雷電くるみの里に到着したとき、太鼓の準備をしていたのは信州上田真田陣太鼓でした。
実はお正月に見ようとしていたのですが、30分以上待たなくてはならず、諦めて車に乗ったんですよね。
見たかったものが見れるので、心も踊ります。

 

信州上田真田陣太鼓とは。大きな特徴は3つ。

 

大きな特徴としては3つあります。

  • 侍のように甲冑を着ている。
  • 劇仕立ての太鼓構成。
  • ほら貝がある。

自分は大河ドラマの『真田丸』を見ていなかったのですが、見ていたらもっと楽しめたのかもしれないなと感じました。
・・・あ、あまり戦闘シーンって真田丸はナレ死が多かったんでしたっけ?
となると、真田家の伝記を読んだ方がよいのかな。
神川の戦いを太鼓で表現したり、大阪の陣の真田丸攻防戦をセリフ含めて舞台のように表現して、見てよかったと思える内容でした。
今回は4部構成でした。
3作目は佐助と題して、小学生から中学生ぐらいでしょうか。
忍者のようのな黒い衣装を着て演じてくれました。

 

見た方がいい。圧巻なのはやはり最後の演舞、『真田丸』

4部すべてみてやっぱりかっこいい、見惚れてしまうのは最後の演目であった真田丸でした。
太鼓の音が激しくなり、太鼓を叩く奏者の動きが激しくなると、腰回りから太ももにかけて覆う鎧の佩楯(はいだて)という部分が、宙に舞うのです。
それが、正に戦で戦っているかのように、右に揺れ、左に揺れては舞い上がり・・・
まるで、鎧を着たまま乗馬しているような美しさでした。

 

太鼓の音だけでなく、視覚でも太鼓の激しさがとても伝わり、胸いっぱいの感動を与えてもらいました。

太鼓共演最後は『青木義民太鼓』と『信州上田真田陣太鼓』

 

プログラムでは鬼島太鼓と書かれていましたが、どうやら時間に都合がつかなくなってしまったとのことで、青木義民太鼓と信州上田真田陣太鼓の競演で、2曲演奏してくれました。
共演ということができるんですね。
信州に伝わる太鼓の演目のようです。
自分はあまり太鼓には詳しくないので正直わからないので、それぞれの曲の特徴とかははっきりとわかりませんでした。
見た目は叩く順番のフォーメーションがあるとか、太鼓を叩いた後、両手を上にあげてのポーズが若干異なるのかな・・・程度の差しかわかりませんでした。

青木義民太鼓は女性の叩き手が多い。

真田陣太鼓は男性半分、女性半分の人数構成でしたが、青木義民太鼓はだいたい9割は女性の人数構成でした。
掛け声がとても艶やかで、掛け声を聞くたびに、頭の中に赤いリンゴが浮かんでくるような印象。
祭りで神輿を担ぐような法被姿に黒いレギンスの姿。
武者姿の真田陣太鼓をの後に見ると、全てが明るく感じてしまいました。

太鼓の共演は振動が強い。

身体全体に太鼓の振動が伝わってきました。
管楽器のコンサートに行っても、さすがにこんなには空気が振動しません。
間近で見ていたこともあり、内蔵にも振動が伝わってくる感触でした。
貴重品をいれていた鞄の表面も揺れていたように感じます。

 

また、来年もこの感覚を味わってみたいですね。
信州の和太鼓の共演。
あなたも一度は聞いてみませんか?