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田舎暮らしのデメリットを考えてみよう。自然には逆らえない。
田舎暮らしの最大の魅力としては、目の前に広がる自然でしょう。
都心部では街路樹の桜が咲いた、銀杏が色づいた・・・という、小さな規模においての季節変化しか感じることができません。
しかし、都心部では数本規模の季節変化が田舎では数万本規模で行われ、窓の外に広がる色彩変化を眺めることができるのです。
季節の変わり目の冷たい風、温かい日差し・・・
日々のスローライフはこの四季の移りかわりを元に構成されているようなものです。
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ところが、穏やかな日々を提供してくれるこの自然は、時に猛威をふるうことがあります。
夕方から降った雪が積もり、膝丈以上まで積もってしまって駐車場の車が出せなくなってしまったり、道路が凍結してアイスバーンになり玉突き事故の原因となってしまったり・・・
山間部や里山では山崩れや土砂崩れが発生、海や川では水害が発生、今まで在った形が壊れてしまうことも起こります。
場合によっては、人命を奪う事態にまで広がることもあります。
田舎暮らしを楽しく過ごすことは自然の脅威に逆らって生きることとイコールではありません。
どちらかというと自然の猛威に対して打ち勝つことはできませんから、なるべく戦わないような環境を探して田舎暮らしを全開で楽しんだ方がよいと考えます。
景色が良いからといって、岬に突き出ているような家を建てようとか、人里離れた山の中に1人で住むようなプランは個人的にはお勧めしません。
どんなに自己防衛を駆使しても、自然の猛威に勝てたと言う事例はありません。
様々な自己防衛を考えるのならば、その分、どうやって田舎暮らしを自然と共に楽しめるかを考えた方が充実した生活を過ごせますよ。