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田舎暮らしはゼイタク品?そんなことはないと思いますよ!
言葉としては【田舎暮らし】【二地域居住】。
ぼんやり将来は行ってみたいと思われている方、
どこから準備していいのかわからず、
夢のままでいいと思われている方。
手順としてはこのような流れで行いました。
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1.どこに住む?
田舎暮らしと言っても、
単純に別荘として寝泊まりするだけか、
別荘を拠点にしてさらに遠出を行う為の布石にするのか・・・
いやいや、
もう、あちこち旅行行くのは費用もかかるし、
観光地で混むので、
週末気分を変えたいから別荘に行きたいんだ。
さまざまな考えがありますよね。
とりあえず、
優先順位をつけましょう。
多すぎても迷いますので、
譲れないと思う5つを書きだしてみましょう。
母の優先順位は想像ですがこんな感じでした。
1.農業ができるところ
2.敷地内に畑があるところ
3.日帰りできるところ
4.電車でもいけるところ
5.春夏秋は滞在して、冬は都心部で生活
そんなことを言いつつ、
何故か1年目は夏場ほぼ都心部にいましたが・・・
自由にできるのもいいところですね。
ここには山が見えるとか海で遊ぶということも、
優先したいと思うなら書いてください。
書くことで頭の中が整理されますし、
どこで田舎暮らしをしたいのかがおぼろげですが、
徐々に形になっていくはずです。
では、母が希望した田舎暮らしの優先順位を、
ひとつひとつ説明していきましょう。
【1.農業ができるところ】
首都圏近郊に住んでいるのであれば、
現在ビルの屋上でも賃貸農園を行っているので利用は可能です。
居住する自治体でも、空いている空地を1区画3000円前後で、
農地として貸出しています。
なぜ、それらを利用しないのか。
長期間借りれないことと、
そこに肥料等持って行くのが大変。
そう、【2.敷地内に畑があるところ】に繋がる理由です。
【2.敷地内に畑があるところ】
畑との近居を願っていた母。
現在、畑として使っている土地は、
畑というにはちょっとふさわしくない場所。
なぜなら、畑の中に手のひらサイズの石がゴロゴロありましたし、
土が何よりも硬かった。
本当にそこを耕すの?と、不動産屋にも言われたそうです。
不動産屋経由で農地を借りることも可能でしたが、
(地域価格としてだいたい10,000円/年ほどです)
硬い土を機械で3回ほど耕してもらい、
柔らかくしてもらいました。
その手配は不動産屋経由で依頼しています。
疲れたらすぐに部屋の中に入れる。
朝と、夕方畑に出て、
昼間の日が高い時間は昼寝ができる。
それが近居農の良いところです。
【3.日帰りできるところ】
遠すぎると行くのに億劫になってしまいます。
また、元気にしているとはいえ、リタイヤ世代の母。
疲れは3日目から出てきます。
道路が空いていれば3時間から4時間で行ける場所ならば、
外食して、日帰り温泉につかって、別荘で寝る!
そんな初日を迎えてもOKなのです。
ガチガチに考えた上での田舎暮らしは疲れてしまいます。
田舎暮らしだから、山の中の一軒家に住まないと田舎じゃない!
そんな理屈もごもっともですが、
疲れてしまう田舎暮らしはストレスになります。
楽しい暮らしを続けられるようなスタンスで行きましょう。
【4.電車でもいけるところ】
人間歳をとります。
今は快活に車を運転している母ですが、
20年後は車を運転しているかわかりません。
また、子供であるsakuも送迎ができればいいですが、
毎回送迎できるかはわかりません。
そうなると、やはり電車でいくことになりますね。
最寄駅から自宅までタクシーでいけるならば問題ないですし。
【電車でもいける!】
子供として電車でも行けるところにしておいてね。
と、リクエストをしておいたので、
希望が通ってよかったです。
【5.春夏秋は滞在して、冬は都心部で生活】
最大のわがままですね。
都心部はsakuが子供のときに比べて、
夏場は平均して6度以上上昇しています。
汗をかくことが嫌いな母は、
寒い冬場は都市部で過ごす。
他は涼しいところで過ごす。
それを許可する子供も子供なのかもしれませんが、
65歳まで働いていたんだから、
好きなことをさせてあげたい。
最後の10年間は、
祖母が入所している特別養護老人ホームに毎日通っていました。
最後も母とsakuで看取りました。
自分も小さい頃ワガママを通させて成長させてもらったことを、
今、感じられる世代となりました。
軽い親孝行につなげればよいなと思っています。